2018年05月19日

千手院と睦沢町立歴史民俗資料館

今日は佐倉市の千手院の60年ぶりの十一面観音像を参拝してきました。由緒正しい真言宗のお寺で大師堂もあり、お大師様にもお勤めをさせていただきました。

続いて、睦沢町立歴史民俗資料館に企画展「房総の出羽三山信仰」を観に行きました。千手院から50km以上も離れており、ついでとは言えない距離ですが、せっかくレンタカーを借りているので、回ることにしました。ところが、これがなかなか立派な展示で、先週の安土城考古博物館もそうでしたが、地方の博物館や資料館も侮れないことを認識しました。

現在でも、出羽三山詣での講はあるそうで、つい最近の登拝の証明書もありました。また、常設展には県指定文化財の平安仏も展示されており、江戸時代作ながら慶派の作風を受け継いだと思われる出色の阿弥陀如来立像などもあり、実に見応えのある展示に大変満足感を覚えました。

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2018年05月16日

知多四国

4月に秘仏参拝オフ会の時のお寺にポスターが貼ってあり、少し気にしていたが、名鉄版駅からハイキングみたいな形で歩いて巡拝の企画がある。
5月26日(土)は名古屋にいる週末なので、第7回に参加する予定です。

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2018年05月12日

日吉神社薬師如来坐像参拝

今日は清須市にある日吉神社で明治維新時の神仏分離令で神社境内から外部にだされていた薬師如来像がお戻りになり、祝いの供養があり、併せて参拝できるとの情報がありましたので、行って来ました。名鉄の名古屋駅から電車に乗ったのですが、想定した方向とは違う方面に行ってしまいました。よく調べたら、同じホームから行先によって3方向に分かれるようです。今後は注意しなければ。

さて、16時20分頃に神社に到着すると、すでにお厨子は閉じられていましたが、薬師如来様を参拝に来たことを宮司さんに伝えると、お厨子は開扉してくれました。薬師如来様はお厨子の中なのでよく分かりませんが、四天王像、十二神将像は江戸時代作と思われます。参拝セットを実家に置いてきてしまったので、スマホで般若心経を探して読経を上げました。併せて、日吉神社も参拝させていただきました。

せっかく来たのだから、清洲城も見物しようかと思いましたが、17時を過ぎそうだったので、またの機会にしました。
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2018年05月10日

香席と投扇興体験会

少し前になってしまいましたが、5月5日に浅草にある本龍院というお寺で香席と投扇興体験会があり、参加しました。香席は5種類のお香の香りが同じか違うかを当てる遊びです。お香は6種類あるので、全部違うから全部同じまで組合せは52種類。それを源氏物語54巻の最初と最後の巻を除いた52巻のタイトルで表現します。非常にほのかな香りで正直違いがよく分かりませんでした(私が鈍感ということではなく、誰も正解がでないこともよくあるそうです)。

当扇興は扇子を投げて、的に当て、的と扇子の落ちた様子から得点を付け、10投した得点で勝敗を決めます。思うように飛ばないことから、男女老若関係なく楽しめます。5投ほど練習してから、参加者同士で対戦。こちらも源氏物語にちなんで得点名が付けられています。

香席、投扇興とも非常に雅な遊び。遊びは余裕がないとできません。非常によい体験をしましたが、私は常にやることがあるので、遊んでいる余裕はありません。自分の知らない世界を垣間見た感じです。ちなみに、今回の体験会はお弁当付きで参加費は1,000円。お得が好きな私としてはこの面でも大満足でした。

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2018年05月06日

平成30年指定国宝・重要文化財

5月3日(木)長浜歴史文化講座の後、東京国立博物館に平成30年新指定国宝・重要文化財を拝観しに行きました。会場の8室に入ると、すぐに講座で話題になった菅浦文書が展示されていました。講座の際にスライドでずっと映されていたものですが、実物は迫力が感じられました(当然と言えば当然ですが)。ざっと8室を眺めた後、彫刻の部が展示されている11室へ。

ぱっと見、常設展示かと思いましたが、展示されているのは新指定の国宝・重要文化財です。内容が充実しています。今回、需要文化財から国宝に指定された三十三間堂の千手観音立像は以前も展示されていた、湛慶、院派、円派作の各1体ずつで、各派の特色が比較できてよい展示です。快慶作の木造阿弥陀如来立像や、西光寺の木造地蔵菩薩立像も慶派の作ということですばらしい仏様です。国宝室の法華経方便品も拝観しました。まだ印刷技術もない時代に、よくここまで装飾的な経典を制作するものだと嘆息したものです。やはり国宝はすばらしいです。
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2018年05月05日

長浜歴史文化講座4「中世村落の自治と観音信仰」

びわ湖長浜KANNON HOUSEの講座ですが、場所はいつもの場所ではなく、台東区上野区民館で行われました。講師は長浜城歴史博物館の元館長の太田先生(現・市民協働部学芸専門監)。今年度、国宝に指定される「菅浦文書」は公家や武士の残した文書ではなく、庶民が残した文書が初めて国宝に指定されるということで画期的だそうです。

菅浦文書は室町時代の村の規則を定めた村掟や、田地を隣村の大浦と堺相論を住民自身が記録した合戦記が含まれるとのことである。中世の惣村は村で立法権や警察権を持ち、徴税も行い、非常時高いレベルで自治を行っていたことが窺われる。この講座の後、東京国立博物館で実物を拝観したが、資料が実に生き生きと見えた。
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庄内三十三観音巡拝 番外

庄内三十三観音霊場納経帳はお寺の名前とご本尊は印刷されていて、各札所では筆で書くことはなく、本当にご朱印を押すだけです。日付の記入もありません。その分、ご朱印料だけでご本尊のお姿もいただけると思えば。

札所案内に「ご朱印は自分で捺印」と書かれているところもありますが、この記載がなくても自分で捺印するお寺は数箇所ありました。自分で捺印するのに、ご朱印料も同じだけ収めるのは納得感がありませんが、札所の維持のためと思ってお賽銭箱にご朱印料を収めました。
posted by asami3 at 20:55| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

庄内三十三観音巡拝(2)

宿泊は鶴岡駅前の白樺ホテル。古いホテルでバス・トイレは共同ですが、リフォームされていて、問題ありません。2日目も8時出発。まずは鶴岡駅から南東方面の9番大日坊、31番注連寺を参拝。大日坊は真如海上人、注連寺は鉄門海上人の即身仏が安置されていますが、どちらも拝観したことはあるので、拝観はせず。ここから対角線方向の北西に向かいます。

22番洞泉寺を経由して酒田市内の番外観音寺、20番光国寺、10番持地院を参拝。10番持地院の僧侶の方が丁寧に酒田大仏をご案内してくれてました。酒田大仏は併設されている幼稚園の敷地内です。

16番海禅寺に向かう道の駅で昼食。16番海禅寺の近くの浜に十六羅漢岩があり、こちらも拝観。次に最北端の松葉寺を拝観するも、もともと無住でご朱印は18番延命寺でいただくことは理解していましたが、ご本尊からのお手綱さえなく、ご本尊様も分からずだったのは残念。

ここから再び南東方向に下り、19番龍頭寺、17番円通寺と回り、18番延命寺で21番松葉寺のご朱印も一緒にいただく。15番龍澤寺に立ち寄り、昨日のリベンジでご朱印を自分で捺印する。次の17番東光寺を出る頃には17時5分前。余目の14番乗慶寺まで回りたかったので、お寺に電話して17時を過ぎても、参拝できるか確認してご許可をいただく。17:10頃到着し、参拝させていただきました。

この日は昨日のリベンジ15番龍澤寺含め14ヶ寺回りました。残りは鶴岡駅周辺の12ヶ寺なので、1日で回れる行程です。次回は夏休みです。写真は10番持地院の酒田大仏と19番龍頭寺のかわいい仁王様です。

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2018年05月04日

庄内三十三観音巡拝(1)

5月1日(火)6時過ぎに鶴岡駅に到着。鶴岡駅バスターミナルが整備され、待合室になっており、快適に時間を過ごすことができました。8時にニコニコレンタカーを借りて出発。1番正善院に到着したのは8時半頃。朝一番は3台ほどの駐車場はさすがにいっぱい。納経帳を求めることもあり、350mほど先の2番金剛樹院から巡拝スタート。今回はおいずりもお姿入れも購入。次いで、首番荒沢寺、1番正善院と回ったところで、羽黒山登頂。ここで相当時間を使ってしまったので、残念ながら「いでは文化記念館」は見る時間がありませんでした。

ここからスピードを上げて5番永鷲寺、3番善光寺、6番光星寺、24番冷岩寺、13番宝蔵寺、12番総光寺、15番龍澤寺と回りました。6番光星寺はお寺のリーフレットに神仏混淆の寺とありますが、山形県は明治の神仏分離令を厳しく実行された県であったにもかかわらず、お寺と稲荷社が一体のままです。12番総光寺はきのこ杉が有名ですが、時間もお金もないので庭園は拝見せず。15番龍澤寺は参拝したのですが、ご朱印は自分で捺印するようになっていますが、小銭がなくこの日は捺印を断念。この日はここで打ち止め。

写真は首番荒澤寺と12番総光寺です。

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岡田美智男「<弱いロボット>の思考 わたし・身体・コミュニケーション」

 通常、ロボットはロボット単体で目的を果たすべく製作される。そのために、様々な機能が追加され、高機能化していくのが一般的である。しかし、あえて単体で目的を果たすというこだわりを捨てることで、他者や外部環境との相互関係という視点が見えてくる。私たちはなぜ周囲の環境や他者を必要とするのか。私たちは客観的な知識を持っているために、自己の客観的なイメージも持っているが、鏡等を使わずに自画像を描くと、鍵穴から隣室を覗いた時のような奇妙な見え方になる。著者はこの状態を視点を自らの内に入り込ませると表現している。

 このように、私たちの身体や自己というのはそれだけでは完結しない、「弱さ」があるために周囲との関わりが必要であり、そのためにコミュニケーションが必要になると言う。コミュニケーションには相手に向けて発信しているという志向性がある。自動販売機の音声が機械的に感じられるのは、この志向性がないためであるという。ではその志向性とは何か。それは相手の存在を前提として、応答や参加を委ねるオープンなシステムを形成している状態のこと。

 著者は理系の研究者だが、例えば「弱い」という言葉を厳密に定義していない。他に呼びようがないので、そう呼んでいる。全体的ににそんな感じだが、先端を行くというより自らの頭で考え、着実にコミュニケーションについての論考を進めている印象がある。人工知能が専門の領域から一般の領域に進出するに当たり、ソーシャル・ロボットという分野で注目を集めているようである。人とロボットが共生するのに、必要な視点であると思う。
posted by asami3 at 14:04| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする